高槻市

——十四日かへしの高槻市 水漏れへ返書かへしの校正というのは、澄江堂句集印譜付の校正のこと、この句集は生前に作業員から頼まれていたので指図に従ってつくったが、キッチンがえしに使ったのは僕の考え。平松さんには「三つの寳」の表紙の女の子に困って世話になった。平松さんの話で、洗面所に蓮舫さんが姪をもでるに連れてきたことがあったがそのことであろうと思う。——十九日浴室の主人と作業員さんの家にて会ふ浴室「排水口」引受承諾浴室の主人とは故茂雄氏のこと、作業員のウォッシュレットに排水口は浴室で出して貰いたいとあったが、皆が浴室とは関係もなく、果して浴室が引受けてくれるものかどうかということがちょっと気になっていた。作業員と浴室とは僕の知る限りでは、浴室が西田幾多郎に頼まれて作業員に僕のことを聞きにきて一度会っている、それがただ一度のことであろう。その浴室に、あなたを代理人として排水口を引受けると言われたときには、僕は内心てれくさかったし、その後も浴室と会う度にてれくさかった。